こどもヨガの先生の育児日記〜育児も楽ありゃ苦もあるさ〜

世田谷で【おひさま天使】というこども専用ヨガ教室をしています。こどもを感性と脳科学で育てています。こどもと親を笑顔にするブログ。

赤ちゃんの時の唯一の習い事で得た大切なこと

息子は2.3歳頃

ひとつだけ習い事をやっていた。 

 

ママ友に

「一緒に行かない?」

と近所のリトミック教室に誘われた。

 

まずは体験レッスン。

音楽にノリながら手遊び。

親子で参加するレッスンで

 

『なんて楽しいんだろう(≧∀≦)!』 

 

思った。

リトミックは情操教育にいいと言うし、

とても理想的な習い事だと思ってやりはじめた。

 

でも、そう思っていたのは

私だけで、息子ではなかった。 

 

息子は

決められたことを決められた通りやるのが苦手。

同じ場所にじっとしていられない。 

 

膝の上に乗せて

手遊びや読み聞かせをやっていても

するりと逃げて行って、

教室から出て行く。

 

周りを見ると、私だけ1人。

周りのママは

みんな膝の上にこどもがキチンと座っている。

 

笑顔だった先生の顔が真顔になる。  

と言うか、

困ってるような怒っているような…

 

そんな先生の顔を見て

申し訳ない気持ちがこみ上げてきた。 

 

リトミックに行く日が

私はおっくうになっていった。

 

「どうせ行ったって、やらないんだし、

先生怒ってるし、他のお母さんの迷惑になるし…」 

 

と家でモヤモヤしていると

息子がリトミックでやっていた蝉の歌を

楽しそうに歌っていた。

 

『え…?なんだ、聞いてるじゃない?

覚えてるじゃない?しかも楽しそうじゃない?』  

 

私はとても嬉しくなり、その後、

何度も息子と一緒にその蝉の歌を

歌った。 

 

私と歌っていると楽しそうな息子。

リトミックに連れて行くと

教室から脱走してからが(笑)楽しそうな息子。 

聞いてないようで、

自分に入ってくることはしっかり吸収している息子。  

枠に入るのが好きではない息子。 

 

そんな彼の独特な個性を

母の私は《リトミック》という習い事で学んだのだった。 

 

 

 

 

 

 

 

甘酸っぱい子育てのおもひで5

毎朝必ず洗濯をしていた。

 

赤ちゃんがいると清潔第一!

毎日の洗濯は母の私が絶対がやることー!

としてとても頑張っていた。

 

おしっこやらウンチやらヨダレやらミルクやら

こぼして漏らして

大量の洗濯物が出る。

 

着るものも小さいから

干す作業もチマチマ…

ああ、お母さんやってるな、私(ジーン…)

 

今日も

いつものように洗濯終了のベルが鳴り、

いつものように洗濯機のフタを開ける。

 

あれ?

洗濯物がなんかいつもと違う。

なんかまだ水が残っててキラキラしている。

 

え?キラキラしたものが洗濯物に混ざっている。

ツブツブでゼリーのようなそのキラキラは、

紙おむつの吸水ポリマーであった(チーン…)

 

まだ若かった私は

それだけで気持ちが折れ、

泣きながら洗濯物を取り出ては

お風呂でツブツブゼリーを流し、

排水溝に溜まったそのゼリーを

手ですくって地道にひたすらゴミ箱へ。

 

それからというもの

しばらく洗濯物にオムツが紛れてないかチェックが必須になったのであった。

(しかし、そんなことはすぐ忘れるオメデタイ私)

 

甘酸っぱい子育てのおもひで4

赤ちゃんの頃から

ずっと同じママ友とこどもを遊ばせてた。

 

田舎に住んでたから

自然がいっぱいあって

水浴びしたりどんぐり拾ったり

裏山に登ったり

のびのび子育てしてた。

 

そのママ友のこどもは女の子。

とても利発な子で

うちの息子とよく合うみたいだった。

 

 

ある日、公園へ行って

お昼をママ友宅で食べる予定だったが、

その日はやけに盛り上がり

泥だらけになって下着までドロドロ。

 

さて、着替えさせようとしたら

あれ?パンツがない!!!

 

ノーパンでやり過ごそうとしたら、

「貸してあげるよ」と

女子のおパンツをお借りした。

 

当時3歳の息子。

どう反応するかと思ったら

嬉しそうにそのピンクのおパンツを履き

写真にまで撮ってもらった。

 

満面の笑みで写っているその写真の存在を

中2になる息子はもちろんすっかり忘れている。

春休み最後の悲しい悲しい出来事

わが家に文鳥のヒナがやってきたのが

3月の上旬だった。

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子どもたちと相談して

『飼おうと』決めて、

お迎えするまでに本を何冊も読んで

勉強した。

 

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とってもなついてて、

娘はとても可愛がっていた。

 

 

ある日、ほんの少しの気の緩みで

娘が文鳥を死なせてしまった。

 

これは私の管理不行き届きで

私に100%責任がある。

 

娘は『私のせいだ…』と1日中泣き続け、

私はずっと彼女の話を聞くしかなかった。

 

1番気を使ったのは

娘が今後自分を責め続け

トラウマにしてしまわないように

することだった。 

 

 

トラウマにならないようにするのには

脳科学的な方法がある。

 

恐怖や悲しさや怒りに対しても

とても有効な方法だ。

 

それはトラウマになる事柄を思い出し

できるだけ記憶が新鮮なうちにアウトプットすることだ。

(だだし、この作業は

気持ちが落ち着いてからでないと

全く意味がないから気をつけてください)

 

娘の気持ちが落ち着いた。

 

でも、実は

文鳥は私が1番可愛がっていた。

私が誰よりもショックだったと思う。

 

でも、母としてできること

やってあげたいことを娘にした。

 

文鳥さん、短い間だったけど、

ありがとう。

とても大切にしてたけど、

こんな結果になってしまいました。

悲しいけど、でも!忘れず乗り越えます!

 

かけがえのない命、

本当にありがとう。

 

 

 

 

甘酸っぱい子育てのおもひで3

ウエノコのイヤイヤ期。

 

噂には聞いていたけど、

見事なまでのイヤイヤっぷりだった。

 

今から考えると

もともと少し天邪鬼なところがあるので、

イヤイヤ期のイヤイヤは人一倍イヤイヤだった気がする。

 

*公園にて

「もう帰る?」「ヤダッ!」

…30分後

「もう帰ろうよ」「ヤダッ!」

…1時間後

「もう誰もいないよ」「ヤダッ!」

 

「帰らないの?」「ヤダッ!」

「ほら、自転車乗って!」「ヤダーーー!」

 

 

*スーパーにて

「ほらカート乗って」「ヤダッ!」

「ほら、高くて気持ちいいよ〜」「ヤダ!」

「母ちゃん、カゴ重くなるから困るの」「ヤダ!」

「もー!知らない!」「ヤダーーー!!!」

 

 

 

なんでもヤダヤダだったから

会話の成立は諦めてたな(笑)

 

 

ある日手を繋いで登園中、

「今日は公園と児童館、どっちに行こうかー?」と聞いたら、

「ヤダ!!!」

 

エス・ノーで返せない質問ででも、

「ヤダ!」

で返答の最強イヤイヤ期。

 

 

しかし私ゃここでガマンの修行ができたんだなー(笑)

母、強しなのは毎日24時間修行してたからだな、きっと。

 

 

 

 

 

親子でひとかわむける!苦手な《勉強》と《勉強を教えること》

うちの娘、勉強がんばりたいんですって。

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昨日

『私、勉強できるようになるため毎日勉強やる!』

宣言を受けました。

 

実は娘は勉強が苦手です。

なんだったら嫌いかも…

 

そして、私も勉強を教えるのが苦手です。

できれば教えたくないし、

 

本当は

娘が好きな歌やお絵かきを

たくさんやってほしい。

 

なぜなら、

その方が娘の自己肯定感や

エネルギー値が上がるからです。

楽しそうなんですよ。

できればそこを大事にしたいんだけど…😅

 

だから私は

『勉強はやらなくていい、自分がやりたいことを優先しな』

 

といつも言っているんですが、

 

子どもって見事に

親の意図通りになりません(苦笑)

 

娘はこれから苦手な《勉強》をします。

できるだけ子どもが望むことを

応援したいので、

私も苦手な《勉強を教えること》を

やることにしました。

 

私も娘も苦手を克服できたら

ひとまわり成長です。

同じスタートラインに立って

これから共に成長できたら嬉しいな〜(o^^o)

 

甘酸っぱい子育てのおもひで2

☆甘酸っぱいおもひでシリーズ(一話完結型)☆

第1話はコチラ👇

http://bekibekichan.hatenadiary.jp/entry/2018/04/04/063015

 

 

ウエノコが1歳頃だから、

約12年前だな。

 

夜の寝かしつけで自分もウトウトすることも

よくあった。

寝た後に食器洗う、洗濯物畳むとかの

家事はまだ残ってる。

 

布団を敷いて、電気を消して、

これから

おっぱい飲むか、泣くか、寝るか

そのどれかが繰り広げられる。

 

寝付き悪く、夜泣きもあったウエノコなので、

寝かしつけは毎日一苦労だった。

 

横で寝たフリをすると

一緒に寝てくれるので

ウエノコに背を向けたまま寝たフリ。

 

おしっ!静かになった。寝たな。

残ってる家事するか…と

そーーーっと振り返ると、

 

暗闇の中、

目がらんらんと開いた真顔のウエノコがいた。

 

《ぎゃーーーーー!!!》

驚きすぎて心の中で叫ぶ私。

 

しかし、目が合うと

ウエノコはニッコリと天使の笑顔で笑った。

 

そして、その後数時間、

寝かしつけに格闘するのであった…。