こどもヨガの先生の育児日記〜育児も楽ありゃ苦もあるさ〜

世田谷で【おひさま天使】というこども専用ヨガ教室をしています。こどもを感性と脳科学で育てています。こどもと親を笑顔にするブログ。

ゴールデンウイークの勉強と成長

今年はGWのお出かけが目白押し。 

 

自然栽培の農家さんでバーベキュー

経営者の塾仲間が来てホムパ

哲学を学ぶ合宿

 

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親も子も一緒に楽しみ高め合える

そんなGWだと思う。

 

わが家のレジャーはここ数年で

大変化している。 

 

数年前は自分たちが楽しむことが

優先。

美味しいもの食べて

観光して

お風呂入って

遊んで 

 

それはそれで楽しかった。 

 

で、今はどう変わったかと言うと、

私たち家族と周りの人が

一緒に楽しみ

そして、何より学びあえるそんな休日が多い。 

 

私はヨガを伝える人なので、

哲学は生活の一部になっている。

主人も経営者なので、同じ。 

 

次第に集まる人は

同じ学びの経営者仲間になり

価値観の本質が同じ仲間だから

共有している時間全てが

心から楽しめて、勉強になっている。

 

そして

その場にいる子どもたちが

敏感にそれを察知し、

安心して自分を開示している。 

 

だからもちろん

みんなからとても可愛がってもらっている。 

 

 

私は思う。

 

・素直に学ぶこと

・全てを受け入れること

・自分だけではなく周りも未来も幸せなこと 

 

大事にするものがこれらだし、

夫婦も共通して大事にしていることもここだ。

だから一緒に過ごす時間が

私たちにとって とても意味深く、

互いに成長しあえる体験になるのだと

感じている。

 

 

 

一緒に行くはあと何回かな

こどもの国というところに

初めて行った。 

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ムスメが遠足当日に発熱して

遠足に行けなかったので、

親子でリベンジしたのだ。 

 

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最近は家族のレジャーを

ほとんどしてなかったので

妙に新鮮だった。 

 

子どもらが小さき頃は

毎週のように

「どこかへ連れて行かなきゃ!」

と思っていたが、

 

今は

ウエノコは中2

シタノコ小4   

 

彼らが行きたいと言う場所は限定的になり、

特にウエノコはもはやついてこない。

  

シタノコもあと何年お出かけについてくるか… 

言ってもあと2年くらいか。

 

普段はほとんど連れて行かないくせに、

そんなことを考えたら

一緒に行ける今が急に愛おしくなった。

 

 

 

 

 

お母さんの個性探しをしてみよう!

瞬発力が要された。

 

まだわが子が2、3歳の頃。

 

私もまだ若かったから

走れたし

秒単位の判断してたし

制したり

お母さんになってすぐは

それらが必要な能力だったと思う。

 

でも、

こどもが大きくなった今は

瞬発力よりも

感受性

共感力

素直さ

がこどもと関わる時に総動員という感じだ。   

 

最近はこどもと

同じものを見て感動したり

感想を言いあったり

くだらないことで大爆笑したり。

 

また自分の

抜けてるところや苦手を隠さないで

ありのままでいる。

 

ごめんと開き直ってフォローしてもらったりもする。 

 

こどもは器が大きいので

そんな頼りない面も喜んで受け入れてくれる。

 

そんな感じで

私は等身大のお母さんでいたいなと

いつも思っている。

 

 

お母さんそれぞれの個性が開花するのも

子育ての素晴らしいところ。  

 

お母さんも自分の得意なこと苦手なこと、

それこそ個性を

積極的に見つけてみて

こどもと共有すると面白い。 

 

 

 

あなたの個性は何ですか?

 

 

ヨガ=子育て。 ヨガ指導者として思うこと

知っている人も多いと思うが、

私はヨガサロンを開いていて、

そこでヨガを教えている。

 

成人とこども、両方レッスンしている。

もう5年目になる。

 

私がヨガ指導者をし出した頃

ヨガが流行りだし、エクササイズ的なヨガが広がり出した。

 

ヨガは呼吸と体を動かすエクササイズと思われている事が多いが、

本当は自分の心を制するのが目的だったりする。

 

心を自制すると簡単に言うが

非常に難しい。

出家しているお坊さんのイメージ。

 

難しいからその修業するために

心よりも簡単と言われる呼吸と体をまず操作する。

 

ヨガはとても奥が深い

でもとてもシンプルでもある

 

『自分だけを見る』

『内観』

 

をやる。

全ての物事は全て自分が源であるとして扱うために

自分の中を見る。

 

自分の中から全ての物事が起きてくるので

全て自己処理ができる・・・

という考え方だ。

 

人や物や環境のせいにしない。

自分が扱えるからそれがある。

そう思えるようになれるからとても平和だ。

 

かといって感情が起きないということではない。

 

ざわつく心も出てくるし

怒りも出る

焦ったりもする

 

ただ一つ言えることは、

その出てきた感情を正確にとらえて

あらがわないこと。

 

そしてそれは良い悪いで判断しない。

ただそれだけのこととして捉える。

 

受け入れ・いつも學ぶ

 

そのスタンスがあれば

いつもヨガをしているということになる。

 

子育てはその絶好のチャンスだとして

私はいつもありがたく思うのである。

 

 

「すばらしいね!」「いいんじゃない?」で創り出される大きな成長

うちの息子はもう中学2年生だが、

少々の反抗期ではあるものの

私へのコミュニケーションは取ろうとしてくれる。

 

私はだいたいわが子の投げかけや意見に対して

「いいんじゃない?」

と答える。昔からそうだ。

だから安心して私に話しかけてくれているんだと思う。

 

 

息子に話を聞くと、

同級生が「オカン、うるせえ!」と言っているらしく、

その子のお母さんがなんとなくかわいそうに思うんだそうな。

そしてそのお母さんは

こどもへのダメ出しが多いお母さんだということも

付け加えておく。

 

 

 

こどもの脳の勉強をしていると、

小さな頃からの親に対しての関わりの積み重ねで

成長に大きな違いが出る事がよくわかる。

 

 

成長の段階で
自我が芽生え出す頃が大きなポイントだ。

 

こどもの自己主張に対して

親はある程度心の準備をする必要がある。

 

なぜなら

こどもの判断基準はまだまだ未熟なため、

親に対してこどもが何らかの主張をし出した時に

それに対しての評価判断を

親は大人目線でもって さとしてしまうからだ。

 

こどもはこどもなりの脳内でいろんな予測や判断をして

それを大発見としてシェアしてくれるのだ。

その大発見に対して

実は評価判断はさして必要ではない。

 

それよりも

まだ成長段階にも関わらず、

試行錯誤して脳内でひねりだしたその発想や発見に対して

親は認めることをまずしないといけない。

 

だってすごいと思いませんか?

まだ建設段階のこどもの脳内で

新しい発想が生まれるその奇跡を。

 

それが合っているか間違っているかなんて

親が言わなくても

こどものこれからの自らの体験でわかる。

 

こどもは大部分が

体験で成長するようになっている。

知識を植え付けても それはなかなか成長には直結しない。

 

だから

たとえ話や予測やシュミレーションに対して

ぜひ親はこう言ってあげてほしい。

 

「いいんじゃない!?」

「すばらしいね!」

 

それらの言葉をこどもはこれからの成長の糧にするに違いない。

 

 

子どもの《泣く》をセルフコントロール

娘を大人しかいない会に連れて行くことが多い 。

 

この日も友人主催の

グルテンフリークッキングの会だった。 

 

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大人だけの中に娘1人。

大人達はお料理と食べることに集中。

 

飽きてきた娘は

誰か大人を捕まえて遊びたいのだが、

今日は娘がやりたい遊びに

同意してくれる大人はいなかった。 

 

最初はゴネていただけだったが、

途中からワンワン泣き出してしまった。

 

こういう時

いつも私が母としてやることは

何で泣いているのかを娘に気づかせること。 

 

泣きの中には

実は様々な感情がグルグル渦巻いていてる。

 

悲しみ

悔しさ

失望

怒り

戸惑い

などなど。

 

泣いている子どもは

その泣きがどこから来るのかを

泣きながら見失うことが多い。 

 

要するに、

途中からどうして泣いているのかが

わからなくなってしまうのだ。

それは感情が

高ぶりまくっているところから来る。 

 

そして泣く理由がすり替わる瞬間がある。

 

それが、

『注目され、場をコントロールしたい』

 

そんな目的に変わる時もある。

しかも本人もそのことに気づいていないので

かなり厄介だ。

 

厄介だけど放置する訳にはいかない。

 

今回の娘の泣きは

まさにその流れだったが、

それはまた別の記事に書くことにする。

 

 

話を戻します。

 

感情が高ぶることによって

生じている混乱を整理するために

 

まずはどうして泣いているのかを

アウトプットさせる必要がある。

 

言葉(左脳)を用いて

感情(右脳)に働きかけることによって、

まずその涙の本当の意味を認知させるのだ。

 

そうすることによって

涙が止まり、

子どもは感情を

セルフコントロールできるようになる。

 

 

感情のセルフコントロール

大人も出来ている人は非常に少ない。

 

だからこそ、子どもがこれをできるようになるということに、大きな意味がある。

 

セルフコントロールを促すこと。

それは、親ができる。

そしてそうすることで

子育てを楽しく、負担なく。

 

もちろん子どもが成長した時にも

本人にも役に立つ、脳科学なのであります。

 

 

成長の1つの目安、それが離乳食

ああ離乳食。 

作っては廃棄、作らないと自己嫌悪。 

 

母親の精神と体力が試される、

それがゴックンモグモグカミカミ期。 

 

やれ薄味だの

やれ取り分けだの

やれ細かく切るだの 

 

そうでなくても

育児と家事でやる事が山盛りなのに

そこに離乳食作りという修行がプラスされる。 

 

本屋さんで離乳食の本を買ってきた。

今で言うインスタ映え感満載の

本の中の離乳食の写真。 

 

『こんなの作れるわきゃない!』

 

すぐに諦めた。 

 

息子は離乳食が嫌いだった。

しかし少しづつ卒乳を目指し

そのためには『食べさせねば…』

と少々焦りながら進めていた。 

 

 

そこで救世主が現れた。

これがレトルトの離乳食だった。 

お出かけでも安心。

作る時間がなくても大丈夫。

衛生面も言うことなし!

 

いつも『レトルトさん、ありがとう』と

思いながらパッケージを開けていた。 

 

でも、それが2、3回続くと

『はて、これで本当にいいのだろうか…』 

という疑問が出てきて

 

そしたらまた手作りをして

それを夜中にせっせと冷凍するという

作業を繰り返していた。 

 

そんなことをしばらくやっていたら

あっという間に息子は大人と同じ食べ物を

食べるようになっていた。 

 

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気づいたら買いだめしていたレトルト、

そして手作りして冷凍していた離乳食が

残ってしまった。 

 

しかし私は喜んでその離乳食を

『ありがとう、さよなら』

と笑顔で廃棄した。 

 

こどもの成長の実感と、

『やらなきゃならない』呪縛から解き放たれて
嬉しくて仕方がなかったのだ。