こどもヨガの先生の育児日記〜育児も楽ありゃ苦もあるさ〜

世田谷で【おひさま天使】というこども専用ヨガ教室をしています。こどもを感性と脳科学で育てています。こどもと親を笑顔にするブログ。

プチっとと、カチッとは慎重に…

息子が赤ちゃんの頃はロンパースを着せていた

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(今もあるのか…?) 

 

足先までスッポリのやつで、

着せるとかわいいんだな。

 

今は足を出すのがいいと言われているみたいだが、約13年前の話だ。

子育ての常識は10年も経つと非常識になったりする。 

 

寝返りハイハイが始まると

オムツ替えがそれはもう大変だった。

 

最中に転がったり逃げて行ったり…。

こちらも元気なら何度も捕まえて

オムツ替えを続けるのだが、

疲れている時なんかは

 

『もー、下スッポンポンでいーやー…』 

 

としばらく放置したものだ。 

で、気づいたら床にやられてた…

という経験もある。 

 

オムツ替えはシュパっと手早く

これが基本だった。 

 

ある日、やはりシュパっと手早くオムツ替えを済ませた。

ロンパースのスナップを

プチっと留めた数秒後、

息子の顔がみるみるうちに真っ赤になり

火がついたように泣き始めた。 

 

『ぎゃーーーー!!!

私ゃロンパースのスナップ、ふとももの肉まで留めてるーー!!!ごめんーーーーー!!!!ゆるしてたもれーーー😭』 

 

もちろん息子の内ももは

スナップの丸型の刻印ができた。

 

数時間でその刻印は消えたが、

私はしばらく自己嫌悪、

もちろん主人にも怒られた。 

 

それからはお股のスナップ留めは

どんなに急いでいても慎重になった。 

 

しかし、その数年後、

ヘルメットのベルトで自分がまた同じ過ちを犯すことになることになろうとは、その頃の私は知るよしもない…

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親子でできることは増えていき、その後減っていく

季節もよくなって来たので

一万歩を目指して週に3回ほどウォーキング。

 

数年前はまだ子どもが小さかったので

とても一万歩なんてウォーキングは

無理だったが、

今は余裕でついて来る。

 

私よりもぜんぜん体力がある。 

 

1人よりも2人でする

ウォーキングは楽しい。 

 

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上の息子はそれを通り越して

もう着いても来ないけどね。  

 

そのうち下の子もそうなるのかな。 

寂しいような、嬉しいような…😌

 

 

子どもの開花・開眼ポイントを探る

このブログでもよく触れますが、

息子は落ち着きのない幼少期でして

それが小学校5年生まで続きました。

 

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でも今は劇的に落ち着いてまるで仙人のようです。

 

家での役回り・学校への関わり方・ご近所付き合い・ボランティア活動など

彼を頼りにしている人は数多く、

しかし、そのことを自分では当たり前だと思っていて

常に自分は人に何ができるのかを考えています。

 

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ほめ過ぎ・・・かもしれませんが(笑)

 

しかし一方で

一般的な中学生とさほど変わらない日常です。

 

学校が終わったら制服とカバンををポイッと床に捨てて、

友達と遊びにいきます。

兄妹ゲンカは絶えません。

家でダラダラしてることも多いし、

ゲームもマンガも好きです。

 

 

 

でも、環境で幼少期から劇的に変わったことがあります。

 

それはスポーツを本格的に始めたことです。

正確に言うなら、自分に合っているスポーツです。

息子の場合は部活でした(水泳部)

そこが彼の開花、開眼ポイントでした。

 

でも、今までスポーツをしていなかった訳ではありません。

 

体育も空手も習っていましたしね。

 

初めはなんとなくお遊び程度にはじめた近所の水泳教室。

これが合っていて、

その延長で中学の部活を水泳部をスタートさせました。

 

これが彼の個性の

『自を追求し、他と比べない』

に非常にフィットし、それが彼を伸ばすポイントになりました。

 

うちはたまたまスポーツでしたが

みなさんはスポーツ以外かも知れません。

 

でも共通している事は、

子どもにはそれぞれ個性があって

その個性を生かすことができること。

 

子どもは

他と合わせる事(他の尊重)はすでに社会で大いにやっています。

だからこそ、個性の尊重は親がやってほしい。

 

私は手探りでしたが、手探りでいいと思います

(というか、それ以外の方法があったら逆に教えて欲しい)

子どもにとって親が一番長い付き合いです。

 

そのことにぜひ自信を持って

子どもと関わると、子育ての楽しさがまた広がりますよ。

 

息子の初キスはまさかの・・・

「真由美ちゃん、昨日ヨーカドーにいたでしょ?」

 

ママ友からそう言われた。

 

息子がまだ未就園児の頃の話だ。

 

「なになに?あなたも来てたんだ。

だったら話しかけてくれたらよかったのに😊」

 

と返すと、こう言われた。

 

「私じゃないの。母が。ヨーカドーにこんな人がいたって話してくれて、

あ、それ真由美ちゃんじゃんって思ったのよね」

 

「え!?私、何かしてた?」

 

と聞くと、

 

「食品売り場で、◯◯ーーー!!!(息子の名前)って何度も呼ぶ大声が聞こえたんだって。それがずっと続いていて、他人事ながら心配になったみたいよ、うちの母。ほら、いつもやってんじゃん、◯◯すぐいなくなるしね(笑)」

 

それを聞いて、私は顔がカーーー!と赤くなった。

 

私を知らない人が、間接的に私だと知る。

何とも言えない恥ずかしさがこみ上げてきた。

 

息子はいつもすぐその場からいなくなった。

 

色んな事に興味があり、その興味が彼を衝動的に動かすのだ。

止められないようだ。

 

いつものスーパーはいつもその舞台になっている。

 

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とりあえず、

ちゃっちゃと買って、さっと息子を自転車に乗せて帰る。

そんなルーティーンだった。

買い物なんて

してるんだかしてないんだか、わけわからない、そんな状態。

 

 

ある日、同じように同じスーパーで息子を見失った。(ほんの2秒の間)

そしていつものように探す。

でも、今日はなかなか見つからない。

だんだん焦ってきて、息子を呼ぶ声がますます大きくなる。

 

やばい、見つからない。

そだっ、サービスセンターに行こう!
そう思ってふと扉の向こうのベンチに目をやると、

 

全く知らないおばあちゃんと息子が仲良く座って、

おばあちゃんのオレンジジュースを回し飲み(!)してるではないか!

 

「も=======!!!ありえない!」

 

息子が見つかった安堵感と

その回し飲み(笑)を目撃してしまった怒りで

私はその2人に猪突猛進し

座ってた息子を力強く抱き上げると、

精一杯の理性を持って

「すみませんっっっ!」と

おばあちゃんに謝ってその場を去った。

 

 

息子は嬉しそうだった。

しかし、そのおばあちゃんとの間接キスが

しばらく私の心の小さなキズになったことは

言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

子育てに特別はない

やや(と、控え目に言ってるけど実はかなり)多動気味であまのじゃくな息子と

先天性の内臓疾患を持って生まれた娘。

 

この子達が小さな頃は

子育てがやや山あり谷あり、

他の子たちを見てて

 

『いいな〜、子育て楽そう(うちよりは)』 

 

と思う事が多々あった。 

 

特に息子は第一子だったので、

それこそ必死の手探り状態で

なんだかよくわからないうちに1日が終わっていた。

 

 下の●の事って

どうやら普通のことらしい…

薄々そんな事に気づきだしたのは

2歳頃だった。

 

●歩道を歩くとき、

手を繋いでも繋がなくてもまあ大丈夫

●公園で遊んでいても、

公園から脱走するのを見張ってなくていい

●昼寝する時は30分以上してくれる

●卒乳したら、夜泣きしなくなる

 

他いっぱい…笑 

 

この●の真逆が息子なのだが、

人の子育てを聞くまで

子育てってそんなもんと思ってた。

だってみんな大変って言ってるし。

 

でも、ママ友の輪がだんだん広がって

他の子育てを聞くたびに、

うちって特別かも(不安)

と思うようになり、

自分の子育てが間違ってるかも知れない…

 

と思うようになった。

 

 

でも、そんな感じでも 

私が子育てができたのは

わが子がかわいかったということと、

もう一つ大きな存在があったからだ。 

 

それは実家の母だった。

母は6人もの子どもを産んで

今で言うほぼ《ワンオペ》で

子育てしていた。 

 

その経験豊富な母から

『大丈夫!大丈夫!』

と言われていたからだ。

 

『子育てはみんな大変。

自分が特別と思わんでいい。

しんどかったらいつでも話は聞くから電話しといで』

 

母にしたら《大丈夫》の根拠はあったと思うが、私にしたらその《大丈夫》は全く根拠はなかった。

でも母が言うなら《大丈夫》と思って、

それだけで安心した。 

 

人はどうしても他と比べたがる。

なぜなら比較して評価判断する価値観で

ほとんどの人が教育を受けているからだ。 

 

それがうまく働く時は多いけど、

子育てに関してはうまくフィットしない事が多い。 

 

今私はこどもの教育に関連した

仕事についているが、

比較と評価が子育てのストレスになっている人がたくさんいることも知っている。  

 

でも、

 

どんな人もオンリーワン

自分と人にいつでもOKを出す 

だいたい大丈夫とする 

 

この3点は子育ての最中、非常に生きてくる。 

 

上の●の中で不安になっている

お母さんにこそ《大丈夫》だと伝えたい。 

 

それは根拠がない《大丈夫》ではない

今度は根拠のある《大丈夫》を

私が子育て真っ最中のお母さんに伝える番だ。 

 

と、思っている。

 

 

 

赤ちゃんの時の唯一の習い事で得た大切なこと

息子は2.3歳頃

ひとつだけ習い事をやっていた。 

 

ママ友に

「一緒に行かない?」

と近所のリトミック教室に誘われた。

 

まずは体験レッスン。

音楽にノリながら手遊び。

親子で参加するレッスンで

 

『なんて楽しいんだろう(≧∀≦)!』 

 

思った。

リトミックは情操教育にいいと言うし、

とても理想的な習い事だと思ってやりはじめた。

 

でも、そう思っていたのは

私だけで、息子ではなかった。 

 

息子は

決められたことを決められた通りやるのが苦手。

同じ場所にじっとしていられない。 

 

膝の上に乗せて

手遊びや読み聞かせをやっていても

するりと逃げて行って、

教室から出て行く。

 

周りを見ると、私だけ1人。

周りのママは

みんな膝の上にこどもがキチンと座っている。

 

笑顔だった先生の顔が真顔になる。  

と言うか、

困ってるような怒っているような…

 

そんな先生の顔を見て

申し訳ない気持ちがこみ上げてきた。 

 

リトミックに行く日が

私はおっくうになっていった。

 

「どうせ行ったって、やらないんだし、

先生怒ってるし、他のお母さんの迷惑になるし…」 

 

と家でモヤモヤしていると

息子がリトミックでやっていた蝉の歌を

楽しそうに歌っていた。

 

『え…?なんだ、聞いてるじゃない?

覚えてるじゃない?しかも楽しそうじゃない?』  

 

私はとても嬉しくなり、その後、

何度も息子と一緒にその蝉の歌を

歌った。 

 

私と歌っていると楽しそうな息子。

リトミックに連れて行くと

教室から脱走してからが(笑)楽しそうな息子。 

聞いてないようで、

自分に入ってくることはしっかり吸収している息子。  

枠に入るのが好きではない息子。 

 

そんな彼の独特な個性を

母の私は《リトミック》という習い事で学んだのだった。 

 

 

 

 

 

 

 

甘酸っぱい子育てのおもひで5

毎朝必ず洗濯をしていた。

 

赤ちゃんがいると清潔第一!

毎日の洗濯は母の私が絶対がやることー!

としてとても頑張っていた。

 

おしっこやらウンチやらヨダレやらミルクやら

こぼして漏らして

大量の洗濯物が出る。

 

着るものも小さいから

干す作業もチマチマ…

ああ、お母さんやってるな、私(ジーン…)

 

今日も

いつものように洗濯終了のベルが鳴り、

いつものように洗濯機のフタを開ける。

 

あれ?

洗濯物がなんかいつもと違う。

なんかまだ水が残っててキラキラしている。

 

え?キラキラしたものが洗濯物に混ざっている。

ツブツブでゼリーのようなそのキラキラは、

紙おむつの吸水ポリマーであった(チーン…)

 

まだ若かった私は

それだけで気持ちが折れ、

泣きながら洗濯物を取り出ては

お風呂でツブツブゼリーを流し、

排水溝に溜まったそのゼリーを

手ですくって地道にひたすらゴミ箱へ。

 

それからというもの

しばらく洗濯物にオムツが紛れてないかチェックが必須になったのであった。

(しかし、そんなことはすぐ忘れるオメデタイ私)