こどもヨガの先生の育児日記〜育児も楽ありゃ苦もあるさ〜

世田谷で【おひさま天使】というこども専用ヨガ教室をしています。こどもを感性と脳科学で育てています。こどもと親を笑顔にするブログ。

いいお母さん像へのやるせなさ、脱出!

私はお母さんですが…

お料理とお裁縫が苦手です。

 

もうすぐ春。

入園や入学に向けて

今くらいから準備をスタートしている人も多いのでは?

 

保育園では布団カバーとか。

幼稚園では巾着袋や体育のゼッケンや

名入れ、

小学生も同じですよね。

 

 

数年前のことにはなりますが

私はこの時期が非常に悩ましく、

 

どうやったら

そのお母さんが用意せねばならない

グッズ達を作らず回避するかを

悶々と考え、いざ行動。

 

そしてその行動とは、

『既製品を買う』こと。

 

当時はこの行為がなんとなく後ろめたく

でもハンドメイドは苦手なので

《妥協》

の解釈でそのグッズ達を用意していました。

 

そこで生まれる感情は

【なんか、私、いいお母さんではないよなー】

という感情。

自分をやんわりと否定する

モワっとしたやるせなさ。

 

 

 

で、今こども達が

そこそこ大きくなって

当時の自分を回想をし、

 

『ふふふっ』

と笑ってしまう私がいる。

 

 

もう一度言います。

私は料理も裁縫も苦手です。

 

でも、

私はこども達のユーモアに

大声で笑う明るさがある。

 

『愛してるよ』や『好きだよ』

は恥ずかしくて言えないけど、

 

膝の上に乗っけて

体をサワサワ プリプリ ナデナデ する。 

 

こども達の表現の素晴らしさに触れた瞬間には

『天才!唯一無二!よっ日本一!』

とむき出しの賞賛をする。

 

かわいいキャラ弁は作れないけど、

茶色黄色系のオカズたくさんの

安心素材で作ったジミ弁は得意。 

 

やるせなさはどこかへ行ってしまった笑

 

 

 

何より私が幸せで

こども達もうれしそうで

穏やかな毎日を過ごしています^ ^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近の私のこと

お久しぶりです。

 

もう何ヶ月も更新せず、

季節が春になります(*´-`)

 

二月はゆっくり過ごしました。

娘の体調不良もあいまって

半引きこもり生活。 

 

たくさん家のことをやりました。

スッキリしてます。

ま、このスッキリはエンドレスではないですが笑

 

娘の体調不良は

私の鏡だと思ってます。

自分の器の中でしか出来事は起こらない。

どうこうできる器の私。

 

体調不良も、

『体調不良だぁ〜』

の感想だけ(^_−)−☆

 

仕事のキャンセルもリスケも

家の用事の立て直しも

目の前に来た時に操作するだけ。

 

自分を責めることや分析をすることは

少しづつ自分にはなくなってきた、

うんうん私、楽になってる。

 

前は原因追求してばかりいて

改善するためのコントロールをしようとして

思い通りにいかない

どうしようもない自分探しばかりしてた。

(今もちょっとあるけどね笑)

 

無視しないスルー観で

自分の中庸を観察していきます。

 

笑顔がイメージできて

ホワッと幸せな気持ちです。

春、爛漫〜

 

 

 

 

誰がお母さんを成長させるのか?

娘が体調を崩すたびに
私はかつての自分を思い出す。
(昨日から調子が悪いので)

娘には先天性気管軟化症という病気がある。

気管が先天的に柔らかくて
分泌物が多くなる類の、
例えばRSウイルスとかの風邪をひくと
てきめんに呼吸状態が悪くなる。

ゼーゼーしてしまい、
寝起きなんかは1時間以上
辛い咳が続く。
終わりない…と錯覚するほどの。

でも、世のお母さん達、ビビらないでね。
RSウイルスは、
普通の子どもがかかっても
ちょっと咳や痰の多い風邪をひく程度だから。
(0歳児は要注意です)

うちの子は特別^ ^。

ずっとそばに居ると
「この子死んじゃうんじゃないか?」
って思う。

小児科でもらった薬は効かない。
咳が辛くて辛くて泣く程、
だんだん顔色も悪くなり
疲労困憊している。

で、こう思う。

「私も一緒に苦しんで死んじゃうんじゃないか」

の錯覚をする。

わが子と自分を同化させるのだ、
しかも、自然と当たり前のように…

これは、《母性》という本能が
そうさせているに違いないんだけど、
リアルタイムではそれがわからない。

母子は共に共鳴しあうからだ。


でも、その現象にふと気づいた時
「あ、そうか、だからか」
って思った。

何もできないんだけど、
楽になった。
楽になったら、娘も楽になった。

余裕が出て来た。
工夫をするようになった。

部屋をきれいにした。
《ゆたぽん》とか名付けて、
ぬいぐるみに湯たんぽを仕込んで
抱っこさせたり、
足湯したり、アロマしたり、マッサージしたり。
しかもどの辺りをしたら1番効くか、
すごく勉強したし、感覚も研ぎ澄ました。


これで平気な訳ではないけど、
幸せな家環境ができた。

これが私が娘の病気から得たこと。
素晴らしいギフト。

ありがとう。
しかない
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

脳科学と感性で子育てをする

◆恐がりの娘

こどもが『こわい』と言っている時の
脳の中を覗いてみましょう。


イメージは・・・
怖い記憶の断片がバラバラに散らばっており、
明確に何が怖いのかをわかっていない場合が多い。

ようするになにがなんだかわかんない。

得体が知れないこわさ。

 

ゾワゾワと戦っています。

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そこでこの不確かであるゾワゾワを

親に《恐怖》の感情としてアウトプットしてくれています。

 

本当にこどもってすごいですね。

大人はこんなことしない。

まずはそこを承認します。

 

「気持ち、よくわかったよ、教えてくれてありがとう」

 

◆で、次のステップ

その得体の知れない恐怖がどこから来ているのかを

親がリサーチし、

代弁してあげるのです。

 

たとえば、

「そうか、こないだのテレビが怖かったんだね。

どんな場面がこわかったの?」

 

で、こどもがそれをイメージやストーリーで教えてくれたらしめたもの。

ここで、得体の知れないものがやっと明確化します。

 

明確化した時点でこどもはある意味安心します。

 

 

◆実はこどもの脳内は

そういった言語化できないイメージがそこかしこに散らばっており

それがストレートな喜怒哀楽として表現されます。

だから、大人は表面的に子どもを見ても

理解不能なのです。だって、子どもたち自身もわかってないのですから。

 

 

で、私が娘にやった恐怖の取り除きは、

「そうか〜、そのテレビの怖い人が例えば、

『ぼくちゃんこわいでしょ?おならプッププ〜!やだ=音聞こえた?聞こえたらあなたに賞品さしあげます!』

って言ったらおもしろいよね。」

 

と、怖い人をコミカルな人にイメージ転換したのでした。

 

その所要時間ものの1分。

娘は笑顔。私は無事外出。

 

子どもの脳を理解して

子育てするととてもいい親子関係がつくれますよ。

 

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こどもヨガ おひさま天使

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☆シリーズ☆ 「子育て、あなたならこんな時どうする?」

◆うちの娘はたいそう恐がりです。


トイレに行くのもダッシュ

留守番は家を出てマンションの玄関前でする

お風呂怖いから1人で髪洗うのやだ

こないだもTVで世にも奇妙な物語をやっていましたね。

それがいまだに「こわいこわい」言ってて、

私は少し困っていました。


昨日、私は新しくなるヨガサロンに用があって

夜、家を出ようとしたところ・・・。

「やだーーーーー!怖いから行かないで!」

と止められてしまいました。


あなたが私の立場だったら、

どうしますか?


1 よしよし、と抱きしめる

2 「あなたが怖いテレビなんか見るからでしょ!」と叱る

3 外出をあきらめる

 

私は上の3つはやっていません。

でも1分で娘は笑顔になり

「母ちゃん、いってらっしゃ〜い♡」と言って送り出してくれました。

私は何をしたのかと言うと・・・

次回の記事に続く

こどもは親の尊敬すべき師匠である(めちゃ辛口の記事です)

◆今日は辛口の記事いきますよー

間違えないでくださいね、

こどもは親に指南する師匠です。

親がこどもに教えてあげるのではありません。

 

しかもこどもはそれを謙虚にやってくれる

尊敬すべき最高の師匠(ヨガ用語はグルといいます)です。

 

 

 

親はこどもに

 

『教えてあげている』

『育ててあげている』

 

のではありません。

 

言っちゃいます。

 

それは親のエゴで、

こどもへの依存以外の何者でもありません。

 

 

◆なんで今日は辛口なのか?

さっき、傷ついた若者の心を

メールとハグでサポートしているNPOの代表にお会いしてきました。

 

その若者というのは

親からひどい虐待を受けているこども達。

 

内容も伺いましたが、

とても平常心で聞ける内容ではありませんでした。。。

 

でもそれは、

親の方もこどもだった頃に歪んだ子育てをされていたとか

自分にOKを出せていない人がほとんど。

 

そういった人は、わが子を自分の所有物もしくは、

少なくとも、親の思い通りにこどもを操作したいと思っている。

 

人生への復讐とか、蓄積された闇が

根底にあるんです。

それが一番発散しやすいわが子に向けられる・・・。

 

 

悲しく、切なかったです。

 

 

◆それでもこどもは謙虚に親にメッセージを送り続ける

ひどいことをされても

こどもは親を愛している。

だから、こどもは自らを犠牲にして、人生をかけて

親の心を平穏にしようとメッセージを送り続けている。

 

だって、どんなひどいことをされても

親への愛は貫こうとするから。耐えるから。

闇のはけぐちになっていても、耐えるから。

 

そう

親こそ、こどもから

『教えてもらっている』

『育ててもらっている』

 

感動すら覚えます。

 

 

◆どんな親も例外ではありません

こどもを育ててあげている
こどもに教えてあげている

 

こういう概念がちょっとでもある人はすこし立ち返ってみてください。

 

 

こどもを育てている → 本当は育てられている
こどもに教えている → いやいや、教えられている

 

こどもは例外なく陽のパワーで親を引っ張るポテンシャルを持っています。

そして繰り返します、

こどもはどんな親も愛しています。

 

そのおおきな器の中で

心の平穏を形成してくれている。

 

そんな目でこどもを見ると、

親も成長していく、私はそう確信しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さんの魔法の言葉

◆お母さん、モヤモヤしていませんか?

 

今日は我が家ではこんな出来事が・・・。

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娘が、お友だちと遊んでいて

どうやら意地悪されたらしい。

泣きながら帰宅してきた。

 

「今日◯◯ちゃんがね、私の事をいじわるしてね、

うんたらかんたら・・・・・・・でね、うわーーーん」

 

泣いてました。

 

 

◆さて、お母さんの出番?

こういう時は、

私は母として、というより

一人の人間としてわが子と接します。

 

目の前の人が、

どうしてその事柄について私にシェアしてくれているのか?

それだけで相手と対峙します。

 

そして答えはただ1つ。

 

【聞いてくれるからうったえている】 

 

だから聞く。

聞いて聞いて聞きまくる。

 

と言っても、その時間は10分くらいで充分。

 

それで相手はクリアになる。

 

わが子がクリアになった、

ただ、それだけ。

 

◆お母さんだからこそ生きる、魔法の言葉

そして私はいつもわが子に伝える。

 

「大丈夫、大丈夫。

あなたはあなただよ。私はそのままのあなたが好きだから」

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それだけ言う。

 

 

アイムオーケー、ユアオーケー。

幸せを育む

わが家の愛の言葉。

 

ユアオーケー、ウィーアーオーケー。

よかったら、唱えてみてください。