甘酸っぱい子育てのおもひで5
毎朝必ず洗濯をしていた。
赤ちゃんがいると清潔第一!
毎日の洗濯は母の私が絶対がやることー!
としてとても頑張っていた。
おしっこやらウンチやらヨダレやらミルクやら
こぼして漏らして
大量の洗濯物が出る。
着るものも小さいから
干す作業もチマチマ…
ああ、お母さんやってるな、私(ジーン…)
今日も
いつものように洗濯終了のベルが鳴り、
いつものように洗濯機のフタを開ける。
あれ?
洗濯物がなんかいつもと違う。
なんかまだ水が残っててキラキラしている。
え?キラキラしたものが洗濯物に混ざっている。
ツブツブでゼリーのようなそのキラキラは、
紙おむつの吸水ポリマーであった(チーン…)
まだ若かった私は
それだけで気持ちが折れ、
泣きながら洗濯物を取り出ては
お風呂でツブツブゼリーを流し、
排水溝に溜まったそのゼリーを
手ですくって地道にひたすらゴミ箱へ。
それからというもの
しばらく洗濯物にオムツが紛れてないかチェックが必須になったのであった。
(しかし、そんなことはすぐ忘れるオメデタイ私)