忙しすぎて自分をおざなりにしてませんか?
◆今はこんな私だけれども・・・
まだまだ子どもが小さかった頃、
かつての私は本当に救いを求めていました。
シタノコが病気で数年間 小児病棟にいた時は
一番追いつめられていました。
その頃ウエノコは4歳。
かわいらしく、まだまだ手がかかった(かけたかった)頃。
ずっと保育園に預けっぱなし。
土日は
唯一近辺に住んでいた
義理兄に面倒を見てもらっていました。
いつもいつも子ども達に
「ごめんね、ずっとそばにいてあげられなくて・・・」
って思って子育てしていました。
◆『私』はいなかった
当時の生活は壮絶でした。
早朝に起きて、朝ご飯を作り、シタノコの為に搾(さく)乳をする。
ウエノコのしまじろう一緒にやり、
朝ご飯を食べ、保育園に連れて行き、
その足でシタノコの病棟へ。
付きっきりで看病し、お昼寝の時間に一旦帰宅。
夕飯の仕込みをして、お昼寝が終わる頃には病棟に戻る。
夕方ダッシュでウエノコを迎えにいき、
一緒に夕飯を食べ、片付けて、お風呂に入れ、
夜に洗濯し、また病棟にシタノコの様子を見に行く。
その帰りにスーパーで買い物をして、帰宅するのが22時。
就寝は深夜の0時。
夜中と明け方に起きて2回 搾(さく)乳をする。
子どもの前では元気なお母さんでいないといけない。
子どもの前では決して泣かない笑顔のお母さんでした。
そんな毎日を2年半。
休日は取りませんでした。
自分の事は2の次3の次。
優先順位15番目くらいだった。
でも
そんな感じでMaxで『お母さん』をしてたとしても、
とてもじゃないけれど
間にあわず、
行き届かず、
いつも不完全であるというジレンマと戦い
私はいつも追い込まれていました。
◆ある日、崩壊と同時に『私』が悲鳴をあげた
夜中の洗濯機の前で
突然ヒザがガクガクとなり、私はその場にしゃがみ込んでしまった。
「だれか助けて・・・」
寝ているウエノコに聞こえないような声で
私は泣いた・・・。
◆そしてたまたまヨガに出会った
週に1時間だけ、
自分に許された時間をヨガにあてました。
ビックリしました。
なんでヨガをすると楽になるのか
はじめは全くわかりませんでした。
私にないがしろにされていた『私』
その事にも気付いていなかった当時の私。
だって、私は大切な命を守りたかったから。
家族を守りたかったから。
でもよかった、
ヨガで『私』を愛する事に気付けて。
そうしたら、世界がひろがりました。
『私』を楽しめるようになりました。
心から笑顔になりました。
支えてくれている人がいたんだという事にも
気付く事ができました。
◆今、自分を2の次3の次にしているあなたへ・・・
それは大切なものを守るためですよね。
でも、今より少しだけ、
自分を大事に愛してあげてください。
私はヨガでしたが、
どんな形でもいいです。
是非、自分をたまにハグしてあげてくださいね。
きっと楽になりますから。