感動を共有し好奇心を育んでみよう
■私は小さいころ、お月様が大好きでした
寝る前に必ず窓から外へ出て「お月様、おやすみなさい。大好きだよ」
って毎日お月様に話しかけていました。
今考えると、とてもメルヘンな子どもだったな〜と思います。
自然や動物が大好きで、
擬人化して想像の世界で遊んでいました。
みなさんも幼少期に似たような経験
ありますか?
■いやいや、特殊だよ
書きながらちょっとそう思いました(笑)
でも、自分の幼少期のことって
記憶の隅に追いやっていることが多いんですって。
都合のいいことだけ覚えていたり
更には自分の都合のいいように
記憶を塗り替えることもあるんですよ。
だから自分の幼少期のことは、
写真をみたり、親に聞いたりして
出来事を正確に思い出す作業ってとっても大切なんです。
それをした上で、
自分がどのような感情になったのかを
思い出す作業は更に大切です。
人生を後悔なく幸せに生きるポイントでもあります。
あ、また話がそれてしましました。
■あなたは幼少期、何が好きでしたか?
お花?
動物?
漫画?
テレビ?
興味があった頃の感情を思い出してください。
そして、
ご自分のお子さんと共有してみてはいかがですか?
■私は空とお花が好きでした。
わが子がまだ保育園児だったころ、
親子の時間がそれほど多くありませんでした。
でもその少ない時間を
好きな空やお花を子どもと一緒に見ることを
よくやっていました。
わが子が興味あってもなくても
私が幼少期に
興味があったことをシェアしていたんです。
■お母さんも子どもになってみる
お母さんが好きなことは
子どもは大好きです。
これは私の経験上ですが、
好きをシェアすると子どもは必ず興味を持ってくれます。
一緒に感動を共有すると
まずは、それが何年経っても
お母さんとのステキな思い出として
子どもの心の記憶に強く残ります。
何年経っても子どもはこう言ってくれます
「オシロイバナをつんで僕にくれて
一緒に香りを嗅いだね。うれしかったな〜」
「いつもあの丘で夕日を見てたよね。また見に行きたいな〜」
次にその事柄に興味を持ってくれて、
調べてみたり、
逆にお母さんより詳しくなって
教えてくれたりするようになります。
■経験と好奇心をひろげるきっかけ
こどもの成長は好奇心から育まれます。
これは100%そうです。
好奇心のないこどももいません。
例え、
ご自分のお子さまを
理解することが難しかったとしても
あなたはお母さんとしてその好奇心を
くすぐることはできます。
それはかつてあなたが小さかった頃に
好きだったものであれば、
ほら、あまり難しく考えなくても
できるような気がしませんか?
好奇心の種を蒔くということ。